へしこがわかる!その魅力とは

鯖に塩を振ってから、ぬか漬けにする「へしこ」。
へしこは塩分が強いため、ご飯に乗せて食べるのが普通ですが、最近では「へしこ茶漬け」なるものがあり、これがとっても美味しいのだそうです。
へしこ茶漬けでは、加工されたへしこが軽く揚げてあり、お湯をかけた時に油とへしこの糠が溶け出して、それはもう、すごく美味しいのだとか。
へしこは、昔から塩分が多い食品として知られていますが、最近では、塩分控え目のへしこも多く出回っているため、塩分が気になる方も心配なく食べる事が出来ます。
さらに、へしこを炙って、シンプルなお酒のおつまみとしても、オススメです。
日本職場離れが進んでいても、やっぱり日本酒にバッチリ合うのは、へしこなどの、魚のおつまみです。

へしこの保存方法

へしこの賞味期限は、どの位持つものなのでしょう。
へしこの賞味期限は、未開封の状態でも2ヶ月ほどだそうです。
へしこの産地である福井県はかなり温暖な土地ですし、へしこ自体加熱されていない食材ですから、賞味期限を過ぎてから食べるのはおすすめできません。
特に、魚類の食中毒は、かなりキツいようですから、要注意です。
ちなみに、へしこを保存する時には、未開封の状態で冷蔵保存するか、開封してからジップロックなどに入れて冷凍保存しましょう。
冷凍したへしこを丸揚げしても良いですし、グリルで少し焼いてから、お茶漬けにしても美味しいそうです。
このように、へしこを冷蔵、冷凍保存した場合も食べる前にしっかりと火を通しましょう。

へしこの種類

へしこの種類には、鯖のへしこだけでなく、イワシのへしこや、ふぐのへしこが有ります。
イワシのへしこはともかく、ふぐのへしこというと、もうそれだけで値段が高そうですね。
いや、もちろん、高いです。
ふぐというと、毒のある魚として、食べられない危険部位が有りますが、ふぐのへしこの場合は、塩や糠につける事で、毒が消えるようになっているのだそうです。
ちなみに、ふぐのへしこは生食が基本なので、初めてふぐのへしこを食べる人に取っては、ふぐのへしこのコクの深い風味と、毒があるかも!という、かなりのスリル感が同時に味わえるそうです。
(とはいえ、実際には、ふぐのへしこに毒はありません。)

へしこの有名産地

へしこの有名な産地といえば、福井県です。
もともと、魚を樽に漬け込む事を「へし込む」と言った事が語源になり、「へし込むもの」→「へしこ」と呼ばれるようになったのが、へしこの由来なんだそうです。
ちなみに、福井県では、ぬか漬けの事を「へしこ」と呼ぶ独特の方言も有るようです。
福井県のへしこは、基本的に生食で、鯖だけでなく、イワシや、ふぐのへしこも幅広く生産されています。
最近は、塩分控えめのへしこも増えてきていますが、昔からへしこは、かなりしょっぱいおかずとして知られていたので、今でもへしこの本場福井県のみなとでは、しょっぱめのへしこを堪能出来るのだそうです。
潮風に吹かれながら頂くへしこは、また一段と美味しそうですね。

へしこの価格目安

福井県の伝統料理と言えば、「へしこ」。
そんなへしこの価格はピンキリで、安いものならへしこ1本で800円ほど、高いものになると、1本3000円ほどにもなります。
価格目安としては、1本1300円ほどのものであれば、かなり美味しく、値段にも納得がいくでしょう。
へしこは、まるまる1本売っているものから、へしこ茶漬けなど加工されているものも多く、入手出来る場所も異なります。
福井県ならまだしも、首都圏では、普通のスーパーでへしこが並んでいる事はあまり無いので、すこしお高めのデパ地下や、ネットでのお取り寄せが一般的です。
へしこを初めて食べると、ちょっと不思議な感覚ですが、食べているうちにクセになってしまうかもしれません。

へしこの栄養と効能

へしこには、どんな栄養成分が含まれているのでしょう。
まず、へしこの原料である鯖には、頭がよくなるというDHAが豊富に含まれています。
よく、受験生の為の「DHAパン」などが市販されていますが、鯖などの魚に含まれるDHAは集中力を揚げてくれる効能が有るのです。
さらに、漬け物ならぬか漬け!と言われるほど、ぬかには豊富な栄養分が含まれています。
豊富なタンパク質、食物繊維、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、B2などなど、本当にたくさんの栄養分が糠には含まれているため、ぬかを摂取するだけで、イライラを抑えたり、お腹の調子を整える事が出来るのです。
もちろん、へしこには塩分が多く含まれていますが、塩分控えめのへしこも広く販売されているので、安心です。

へしこのおいしい見分け方

真空パックにつめられているへしこでも、同じように見えて、美味しいへしこと、そうでないものが有ります。
おいしいへしこの見分け方は、重さが500gほどと大きく、身があるものをがいいとされています。
身が大きいと言う事は、それだけ油ものっています。
さらに、へしこは重しを乗せて加工するため、小さくて薄い鯖では、身が収縮してしまい、口に入れた時に、へしこ独特のジューシー感が感じられないのです。
ごはんに乗せた時に柔らかくほぐれるへしこは、やはり大ぶりなものに限ります。
大物になると少し値が張りますが、安くてまずいへしこより、高くても柔らかくて美味しいへしこを選びましょう。